電通デジタルは、は、and,a、アイデアマンズと共同で、Googleのサイト評価指標「Core Web Vitals(コアウェブバイタル)」に対応したWebサイトの表示速度改善サービスを、5月28日より提供開始した。改修前の改善効果シミュレーションによる最適施策の立案から、実装、改善まで一気通貫で支援する。
「Core Web Vitals」とは、表示速度やページの応答速度、ページレイアウトを3指標(LCP、FID、CLS)によって、UXを定量的に測るGoogleのサイト評価指標。LCP、FID、CLSはそれぞれ以下の通り。
- LCP(Largest Contentful Paint):ユーザーがページで最も有意義なコンテンツをどのくらい早く見ることができるかを表す。
- FID(First Input Delay):最初の入力までの遅延を表す。
- CLS(Cumulative Layout Shift):ページがどのくらい安定しているように感じられるかを表す。
Googleでは、2021年6月より検索ランキング要因にこの指標を段階的に採用することを公式発表しており、企業においてWebサイトの表示速度改善は急務となっている。
このような背景を受け、電通デジタルは、デジタルマーケティングツールの実装支援に取り組むand,aと、Webサイトの表示速度改善において表示速度阻害要因の分析を専門とするアイデアマンズと共同で、Webサイトの表示速度改善サービスを提供開始した。
同サービスは、対象Webサイトのコピー環境を構築し、「Core Web Vitals」や、同じくGoogleのページ速度計測ツール「PageSpeed Insights」に基づく現状スコアを測定。そのコピー環境において「HTMLやJavaScript改修」「3rdパーティタグの最適化」といった施策によるスコア改善の検証を繰り返すことで、最も効果の高い施策案を導出する。その改善後スコアを可視化したレポートも提供することで、企業の本番環境における改修施策実施の合理的な意思決定を可能にする。その施策をもとに、実行、検証、改善までの支援も行い、企業はWebサイトの表示速度の効果最大化を実現し「Core Web Vitals」の評価を高めることができる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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