米Googleは、Google CloudにおけるUbuntu Proイメージの一般提供を、6月15日(現地時間)に開始した。
今回の、Google CloudにおけるUbuntu Proイメージの提供開始によって、Ubuntuエクスペリエンスの向上、セキュリティカバレッジの拡大、Google Cloudの重要な機能との統合が実現する。
Google CloudにおけるUbuntu Proに対しては、10年間にわたるセキュリティアップグレードが提供されるほか、FedRAMP、HIPAA、ISO、PCIにおける要件を満たすコンポーネントなどが含まれている。
Ubuntu Proイメージは、「Ubuntu 16.04 LTS」を利用しており、仮想マシンの拡張セキュリティメンテナンス(ESM)が必要なものの、現時点では「Ubuntu 18.04 LTS」または「Ubuntu 20.04 LTS」にアップグレードしたくない場合などに適しており、ESMは「Ubuntu Pro 16.04」に含まれる。
新たなバージョンのUbuntuでアプリケーションをテストすることなく、ワークロードを「Ubuntu 16.04 LTS」のVMインスタンスから、「Ubuntu Pro 16.04」インスタンスへ移動することで、ESMとともにUbuntu Proの利点を享受できるようになる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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