生成されたデータベーススキーマの確認
生成されたデータベーススキーマは、Cachéスタジオとシステム管理ポータルを使って確認できます。
Cachéスタジオでのオブジェクト表示
- Cachéキューブから「スタジオ」を選択します。
- Cachéスタジオのメニューバーから、[ファイル]-[ネームスペース変更]を選択します。表示された「Caché接続マネージャ」で、データベーススキーマを生成したときのネームスペース「USER」を選択します。
- Cachéスタジオの右側「ワークスペース」の「ネームスペース」をクリックし、「クラス」フォルダ、「User」フォルダを展開して表示された「Contact」を選択します。クラス定義は下図のように表示されます。
システム管理ポータルでのデータベーススキーマの確認
- Cachéキューブから「システム管理ポータル」を選択します。
- 「データ管理」ペインの「SQL」を選択します。
- 左側の「ネームスペース」ペインの「USER」をクリックし、「SQL操作」ペインの「SQLスキーマを参照」を選択します。
- 表示されたスキーマにある「SQLUser」をクリックします。
- 「Contact」テーブルができているのが確認できます。
- この「Contact」をクリックして、さらにContactテーブルのフィールドを確認してみましょう。
Jalapeño SchemaBuilderウィザードのオプションについて
SchemaBuilderウィザードのデータベーススキーマの生成方法指定画面では、次の2つのオプションが指定できます。
- Default Access Level
- Default Access Type
これらのオプションは、POJO定義に含まれているアノテーションによってオーバーライドできます。詳細は後半で解説します。
まとめ
第4回では、Jalapeñoテクノロジのうち、Jalapeño SchemaBuilderを中心に解説しました。第5回「JalapeñoによるJavaアプリケーション開発」の後半では、Jalapeño ObjectManagerによるPOJOの永続化と、POJOのアノテーションについて解説します。