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![]() 柳井です。 私は基本的に、一度読んだ小説を読み直しません。なぜならば、読みたい小説が世界に山のようにあるのに、自分の人生で残された時間には限りがあるからです。 そういった考え方をしている私が、珍しく小説を再読しました。それは、「ロアルド・ダールの幽霊物語」という本です。私が高校時代に読んだ本の中で、最も怖かった本です。しかし、10数年振りに読むと怖く感じませんでした。そして私は、自分の感性の摩滅に衝撃を覚えました。残りの人生で読める本の数が減っていると同時に、その本を面白いと思える自分の感性もどんどん減っていることに気付いたからです。 人間の能力にはピークがあります。今日できることが明日できるとは限りません。仕事やキャリアを含めて、「今何をしなければならないか」そのことを、自分の人生の残り時間とともに考え続ける必要があると思います。 |
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