米Amazon Web Servicesは、新たな汎用Amazon EC2 M6iインスタンスの提供を、8月16日(現地時間)に開始した。
Amazon EC2 M6iインスタンスは、3.5GHzのオールコアターボ周波数を備えた最新世代のインテルXeonスケーラブルプロセッサ(コードネーム:Ice Lake)を搭載し、M5(第5世代)インスタンスと比較して、価格/パフォーマンスを最大15%向上している。
インスタンスサイズは128個のvCPUおよびメモリ512GB(m6i.32xlarge)で、ワークロードの統合とアプリケーションのスケールアップをより容易にし、コスト効率を高めた。また、M5インスタンスと比較して、最大20%メモリ帯域幅が向上し、Amazon Elastic Block Store(EBS)向けに最大40Gbps、ネットワーキング向けに最大50Gbpsが確保されており、メモリ暗号化が常時有効になっている。
Webサーバやアプリケーションサーバ、コンテナ化されたアプリケーション、マイクロサービス、小さなデータストアといった汎用ワークロードの実行に適しており、9種類のサイズを用意する。
Amazon EC2 M6iインスタンスは現在、米国東部(バージニア北部、オハイオ)、米国西部(オレゴン)、ヨーロッパ(アイルランド、フランクフルト)、アジアパシフィック(シンガポール)で利用できる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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