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GoogleのmBaaS「Firebase」を活用したスマートなアプリ開発

アプリのバックエンドは「Firebase」におまかせ! 概要と特におすすめしたい3つの機能

GoogleのmBaaS「Firebase」を活用したスマートなアプリ開発 第1回

Firebaseの機能の中でも特におすすめ&導入しやすい機能

 では「Firebaseをまずは触ってみよう」と思っていただけた方におすすめな、導入しやすい機能をいくつか挙げてみましょう。

 本連載の後半で、一部の機能について深堀りして解説していきますが、まずは簡単に紹介していきます。

Firebase Authentication:試しやすさとお手軽さが魅力!

 本記事でも既に名前を出した機能ですが、「Firebase Authentication」は機能としてもわかりやすく、試しやすく、非常に便利な機能です。

 簡単に言えば、Firebase Authenticationを利用することで、会員向けのログイン/ログアウト機能を、工数を削減して実装を行うことができます。

 こちらの認証機能は、SNS各種(Googleアカウントはもちろん、Twitter、Facebook、Yahoo、GitHub、Game Center)などでのOAuthを利用した認証に対応しています。

 また、メール/パスワードによるいわゆる通常のログインや、メールアドレスによるドメインのフィルタリングなどの設定、電話番号による認証(SMSでワンタイムコードを送信し、それを利用してログイン)にも対応しており、よりセキュアな形でのログインも実現できます。

Analytics:Webとスマートフォンアプリをまたいだサービスでぜひ利用したい!

 FirebaseのAnalyticsは名称や機能の変遷を経て、2021年9月現在「Google アナリティクス」としてFirebaseの公式ドキュメントに記載されています。機能としては、それまでのFirebase Analyticsによるアプリ特化のユーザーの行動に対する解析機能に加え、Google Analytics 4との連携強化による横断的な分析機能が強みとなっています。

 具体的にどのように連携強化されたのかというと、ダッシュボードでのデータの一元管理が行いやすくなったことと、ユーザーのデータの受け渡しを前提にした設定を行えるようになりました。

 以前のFirebaseのAnalyticsでは、アプリ側のユーザーと、ウェブサイト上のユーザーはデータ上結びつきがなかったため、それぞれのプラットフォーム個別でのユーザー行動を分析する形でのサービスとなっていました。この場合、例えば「スマホアプリで流入したユーザー」が、最終的に「PC向けのウェブ上でコンバージョンした」場合、同一のユーザーかどうかがわからないため、ユーザーの正しい流入経路や目標達成の経緯が分析時に正確に把握できない状態になります。

 今回、FirebaseとGoogle Analyticsの連動が強まったことにより、セッションベースの計測では分断されていたユーザーの情報を、「同じユーザーの行動である」という形で分析できるようになりました。

 アプリ上から流入したユーザーをウェブ上に遷移させる必要があった場合、どのような経路でコンバージョン(目的達成)していたか、などを的確に分析できるようになるため、クロスプラットフォームにおけるサービスでは、ぜひ導入したいサービスです。導入時に、計測したいポイントの設定を忘れていると、データの収集や分析ができなくなるため、導入時には忘れずに設定しましょう。

Firebase Cloud Messaging:Push通知の送信機構構築を肩代わり!

 Push通知は、Pushを送信する機能と受信する機能の双方を開発する必要があり、0から機構を実装しようとすると、おもわぬ手間がかかります。

 Firebase Cloud Messagingでは、この機構を構築する手間を大きく肩代わりしてくれます。

 具体的には、最低限Pushを送信したいだけであればアプリ側にSDKを導入し、マニフェストファイルや、認証キーなどの設定を行うこと。設定が完了すれば、Push送信をテストまで進めることができます。

 その後、いわゆる通知メッセージの送信においては、Firebaseコンソールから送信することができますので、利用する機能がコンソール上で行えることでまかなえるのであれば、上記を行うことでPush利用の準備を整えることができ、0からpush機能を構築することを考えると、大幅な工数削減が見込めます。

 少し補足しておくと、Firebaseコンソールから送信する形でも、送信先のターゲット指定やGoogleアナリティクスの情報に基づいたセグメントを指定する形で、特定のユーザーへのPush通知も行えます。

 この機能については、試しに実装した場合にも通知メッセージを自分の端末に配信してテストできるため、試すのも楽しく、結果もわかりやすい機能かと思います。Firebase導入テストの第一歩におすすめです!

次回予告

 以上、本連載第1回では、Firebaseの導入のしやすさや、魅力的な機能について触れました。次回は導入を進める際に知っておくといいおすすめの情報をお伝えします。お楽しみに!

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この記事の著者

株式会社ブリューアス PMO室(カブシキガイシャブリューアス ピーエムオーシツ)

 スマホアプリ開発を中心にUIUXデザインからWeb制作まで、多様な技術力と実績を持つ開発会社です。BtoBからBtoCまで幅広い領域での制作・開発経験があります。 Brewus.inc

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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