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「Java 17」がリリース、OracleはOpenJDKを引き続きGPLで提供

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 米Oracleは、Javaのロングタームサポート(LTS)リリースである「Java 17」を、9月14日(現地時間)にリリースした。なお、「Oracle JDK 17」は2029年9月までセキュリティ、パフォーマンス、およびバグ修正の更新が提供される。

 「Oracle JDK 17」および将来のJDKリリースは、次回のLTSリリースから1年後まで、無料で使用できるライセンスの下で提供され、同社はGPLの下でOracle OpenJDKのリリースを提供し続ける、としている。

 今回リリースされた「Java 17」に含まれる「Oracle JDK 17」では、シールドクラスとインターフェースが他のどの型またはインターフェースがそれらを拡張または実装できるかを制限するようになった。

 また、Java 1.2以降で行われていた浮動小数点セマンティクスにおける制限の緩和が廃止され、常に厳密な浮動小数点セマンティクスを使用するよう仕様が戻ったほか、疑似乱数ジェネレータ(PRNG)の新しいインターフェイスタイプと実装が提供され、さまざまなPRNGの相互運用性が向上し、特定の実装をハードコーディングするのではなく、要件に基づいてアルゴリズムを簡単に要求可能になっている。さらに、Apple Metal APIを使用したmacOS用のJava 2Dパイプラインの実装、およびmacOS/AArch64プラットフォームのサポートも行われた。

 そのほか、Applet APIの削除にともなう非推奨化や、RMIアクティベーションの削除、実験的なJavaベースの事前(AOT)およびジャストインタイム(JIT)コンパイラの削除、Security Manager削除にともなう非推奨化、JDK内部の強力なカプセル化など、さまざまな機能追加・改善が実施されている。

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https://codezine.jp/article/detail/14894 2021/09/17 08:00

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