今回発表されたライフサイクルの延長によって、Ubuntuを利用する組織はアップグレード計画の検討期間に余裕が生まれ、インフラストラクチャのアップグレードコストのバランスを取れるようになる。
また、Ubuntu 14.04 LTSとUbuntu 16.04 LTSの長期にわたるExtended Security Maintenance(ESM)フェイズによって、Canonicalが提供するセキュリティ更新プログラムとカーネルライブパッチを使用した、安全でメンテナンスの少ないインフラストラクチャを実現できる。
Ubuntu 14.04 LTSのEOL(END OF LIFE)は2024年4月、Ubuntu 16.04 LTSのEOLは2026年4月となる。なお、Ubuntu 18.04のEOLは2028年4月、Ubuntu 20.04のEOLは2030年4月と、こちらに変更はない。