米HashiCorpは、マルチクラウド型ネットワークを実現する「HashiCorp Consul 1.11」のベータ版を、10月20日(現地時間)に公開した。
「HashiCorp Consul 1.11」は、管理パーティションを使用したマルチテナンシによって、同じ名前の複数の名前空間が互いに独立して存在することを可能にしており、アクセス制御リスト(ACL)が拡張され、パーティション管理者はクラスタ全体のオペレータ権限を必要とせず、ローカルリソースを完全に制御できるようになった。
Kubernetesにデプロイする際に、HashiCorp Consulと対話する新たな方法として、Consul Kubernetesコマンドラインインターフェイス(CLI)も搭載されており、よりシンプルなユーザエクスペリエンスによって、デプロイの実行手順を減らし、アプリケーションとKubernetesチームのプリセット構成を実現する。
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です