米Cloudflareは、「Cloudflare One」におけるIPsecのサポートを、12月6日(現地時間)に発表した。
同社は、エニーキャストIPsecサポートの一環として、Cloudflare Tunnelテクノロジによってセキュリティアソシエーション(SA)の配布を行っており、SAが作成されてから数秒以内に、すべてのCloudflareエッジサーバに配布され、ストリーミングプロトコルによってカーネル空間のIPsecスタックに構成が適用されるようになっている。
今回の、Cloudflare OneにおけるIPsecのサポートでは、展開しやすさを重視して単一のIPsecトンネルを使用して、Cloudflare One上の仮想ネットワーク全体に接続できるようになっており、IPsecトンネルをすべてのCloudflareのある場所に接続するテクノロジを採用することで、ハブアンドスポークによるパフォーマンスの低下を回避する。また、Magic Transit、Magic Firewall、Zero Trustといった、Cloudflare Oneスイート全体とIPsecが統合されている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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