米Microsoftは、1月20日(現地時間)付の公式ブログ投稿にて、Visual Studio CodeのJava関連機能における2021年のおもなアップデート内容を振り返るとともに、2022年のロードマップを紹介している。
2021年には、Visual Studio CodeにおいてJavaをサポートする「Language Support for Java」のバージョン1.0がリリースされ、Java 17のサポート、より簡単な型階層ルックアップ、ソースルックアップ、Gradle Kotlinのサポートなどが追加された。また、コード補完の平均応答時間が60%短縮されている。
ほかにも、Gradleのサポート、さまざまなユーザーエクスペリエンスの改善、GitHub CodespacesにおけるSpringのサポートなどが行われた。
2022年には、コード補完のさらなる精度向上やデバッグエクスペリエンスの向上など基本的な開発エクスペリエンスの向上、パフォーマンスおよび信頼性の向上、Gradle拡張機能への新機能の追加およびMaven拡張機能の改善、Spring Bootのエンドツーエンドでのサポート、クラウドネイティブ開発への対応などに注力していくという。
そのほか、Visual Studio Codeにおけるプラットフォーム固有の拡張機能サポートによって、Java拡張機能にJREが組み込まれたため、拡張機能を利用するために別途JDKを構成する必要がなくなったことや、Javaフォーマッタの設定方法も紹介されている。
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です