米CircleCIは、同社が提供する継続的インテグレーション&継続的デリバリ(CI/CD)プラットフォーム「CircleCI」が、GitLabをサポートしたことを7月26日(現地時間)に発表した。
今回のアップデートによって、GitLab SaaSを使用するチームはCircleCIでビルド、テスト、デプロイが可能になり、Dockerレイヤーキャッシュや自動テスト分割といった、CircleCIで高い人気を誇る機能にアクセスできるようになっている。
CircleCIのGitLabサポートは、チームが新規または既存のCircleCIアカウントを、GitLabに保存されているリポジトリへ接続可能になることを意味しており、GitLabリポジトリでコードが変更された場合、CircleCIでパイプラインのビルド、テスト、デプロイを自動的に開始できる。
GitLabユーザーは、CircleCI内の構成を保護するための高度なコントロールが利用可能になるほか、今後もGitLabサポートのエクスペリエンスが改善および強化され、近々チームおよびプロジェクトレベルでのコントロールが提供される。これらの制御は、セキュリティやコンプライアンスの確保、パイプラインへのアクセスの責任ある管理に役立つ。
ほかにも、CircleCIがまもなく、コードリポジトリ外の変更ソース(サードパーティプラットフォーム、API、イメージリポジトリなど)に対応可能にすることにより、コードに影響を与える可能性のあるソフトウェアエコシステムのすべての変更がCircleCI内のパイプラインをトリガ可能になるため、より確実に開発とデリバリーのプロセスを制御できるようになる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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