レバテックは、同社の運営するITエンジニア・クリエイター専門エージェント「レバテック」が、直近のデータを用いて、ITエンジニア・クリエイターの正社員転職／フリーランス市場における需給の変化を分析した「ITエンジニア・クリエイター正社員転職・フリーランス市場動向 2022年7月」を、8月30日に発表している。
「レバテック」の最新データによれば、2022年7月における正社員転職の求人倍率は15.8倍で、求人数は前年同月比で130％と増加傾向にある一方で、転職希望者数も前年同月比150％と増加した。
2022年7月における案件倍率は2.6倍と、2021年12月を境に減少トレンドとなっている。ただし、案件数は2022年7月は前年同月比で150％と増加傾向にあり、新型コロナ禍を大幅に上回る数となった。また、フリーランス案件希望者数も著しく伸び、2022年7月は前年同月比で210％に達している。
職種・スキル別の求人倍率では、「PHP（ソーシャルゲーム以外）」「JavaScript」「ネットワーク」「Webディレクション」が前月よりも減少し、前年同月比では「Java（BtoB）」「C言語」を除くすべての言語で減少、または増減なしとなった。
「Java（BtoB）」の求人倍率は、前年同月比9.8ポイント増の21.8倍と、需給の差が広がっている。
職種・スキル別の案件倍率では、「Python」「Java（BtoB）」「Linux」が前月よりも減少し、前年同月比では「Python」「C#／C#.NET」「Windows Server」を除くすべてで減少した。
中でも、「Java（BtoB）」の案件倍率は2021年12月を境に減少が続いている。一方で、案件数は2022年7月では前年同月比で162％に達し、案件希望者数も前年同月比で332％と増加に転じた。
この記事は参考になりましたか？
- この記事の著者
-
CodeZine編集部（コードジンヘンシュウブ）
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
