米New Relicは、11月29日(現地時間)に行われた、Amazon Web Services(AWS)の年次イベントである「re:Invent 2022」にて、AWS Compute Optimizer、AWS Lambda Extensions、AWS App Runner向けのサポートを発表した。
今回の、AWS Compute Optimizer、AWS Lambda Extensions、AWS App Runner向けサポートは、同社の単一のオールインワンプラットフォーム上でコンテナ化されたアプリケーションにおけるトラブルシューティングのワークフローを支援するとともに、迅速・容易かつ効率的に最適化と分析を実現する。
同機能によって、New Relicのユーザーは総合的なフルスタックオブザーバビリティ戦略の一環として、活用しているAWSプロダクトおよびサービスの幅を広げられ、市場投入までの時間を短縮するとともに、ツールやエンジニアリングにかかるコストを削減できる。
今回のAWS連携機能では、AWS Compute Optimizer、AWS Lambda Extensions、AWS App Runnerのアドオンが提供される。
New Relicとの連携によって、AWS Compute Optimizerでは推奨されるサイズ適正化の評価、高度なインフラストラクチャメトリクスの設定、AWS Gravitonプロセッサ搭載のAmazon Elastic Compute Cloud(Amazon EC2)インスタンスへの移行の簡素化が可能になる。
AWS Lambda Extensionsでは、ランタイム、タグ、最大メモリ、タイムアウトといったAWS Lambdaの機能呼び出しに関するテレメトリをシンプルな形で受信でき、状況に応じた可視性を得られるほか、アプリケーション開発をスピードアップさせられる。
AWS App Runnerでは、コンテナ化されたアプリケーションのモニタリングと最適化、また期待したパフォーマンスが発揮されているかといった、App Runnerサービスの適切なデプロイの検証ができるようになる。また、New Relicがメトリクス、イベント、ログを収集することで、コンテナ上のアプリケーションを完全に可視化し、ユーザーシステムにおけるアップタイムの増加や信頼性の向上を可能にする。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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