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エンジニアの37.8%がリスキリングに興味。リスキリングへの興味は「制御・ソフトウェア系」が最多に

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 メイテックは、同社の運営するエンジニアのためのキャリア応援マガジン「fabcross for エンジニア」が、エンジニア600名を対象に実施した、「エンジニアのリスキリング」に関するアンケート調査の結果を12月26日に発表した。同調査は、11月22日~23日の期間に行われている。

 調査対象者に、所属している企業において会社主導でリスキリングの取り組みを行っているかを尋ねたところ、「すでに取り組んでいる」が13.8%、「これから取り組む予定」が13.0%で、「取り組んでいない」が48.3%でもっとも多かった。

 企業の規模別でみると、「すでに取り組んでいる」という回答は「301~500人」規模の企業が最多となり、「1001人以上」規模の企業がそれに続いている。「50人以下」規模の企業では、「すでに取り組んでいる」(5.3%)と「これから取り組む予定」(5.3%)を合わせた割合が10.6%だった。

 リスキリングに対して興味があるかを尋ねた質問では、「興味がある」(12.8%)と「やや興味がある」(25.0%)を合わせた割合が、37.8%に達している。一方、「あまり興味はない」(15.3%)と「興味がない」(19.7%)を合わせた割合は35.0%だった。

 現在働いている中で将来に不安を感じる要素として、「自身のキャリア形成」を挙げた人の、リスキリングへの興味をみると、「興味がある」(22.5%)と「やや興味がある」(35.7%)を合わせた割合が58.2%を占めている。

 リスキリングへの興味を、職種別でみると、「制御・ソフトウェア系」エンジニアがもっとも多く、「興味がある」(21.3%)と「やや興味がある」(27.9%)を合わせた割合は49.2%に達した。また、「興味がない」と答えた人も他の職種より少ない。

 会社主導ではなく、個人でリスキリングの取り組みを行っているかを尋ねたところ、「すでに取り組んでいる」(7.7%)と「これから取り組む予定」(18.8%)を合わせた割合は26.5%で、「取り組んでいない」(46.8%)が最多となった。

 個人によるリスキリングの取り組みを職種別でみると、「すでに取り組んでいる」という回答は「制御・ソフトウェア系」エンジニアでもっとも多い。

 個人によるリスキリングの取り組みを、勤務している企業の規模別でみると、「すでに取り組んでいる」という回答は「301~500人」規模の企業で最多となり、「501~1000人」規模の企業がそれに続いた。「301~500人」規模の企業では、会社主導によるリスキリングの取り組みについても「すでに取り組んでいる」という回答が、他の規模の企業と比較して多い結果となっている。

 個人によるリスキリングの取り組みを年齢別でみると、「すでに取り組んでいる」という回答は「30~39歳」で、「これから取り組む予定」という回答は「20~29歳」でもっとも多かった。

 個人でリスキリングに「すでに取り組んでいる」「これから取り組む予定」と答えた人に、その理由を尋ねた質問(複数回答)では、「新しい技術を習得したい」(64.8%)が最多となり、以下「自分の市場価値を高めたい」(40.9%)、「収入を増やしたい」(36.5%)が続いている。「出世・昇格したい」(23.9%)、「転職したい」(19.5%)は下位となった。

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