米Plusは、Webアプリケーションのデータをスクリーンショットとして記録し、共有可能にするWebサービス「Plus」の提供をパブリック・ベータとして1月17日(現地時間)に開始した。利用するには、アカウントの作成が必要だ。パブリック・ベータの間は無料で利用できる。
Plusは、各種Webアプリケーションで表示したデータを複数人で共有可能にするWebサービス。画面内のデータを表示した領域を指定して、更新頻度を設定することで、指定した領域のデータを設定した頻度でスクリーンショットを撮り直すことで更新する。売り上げなどを示す数字が並んだ表や、その数字から作成したグラフなどを指定することで、業務に関連するデータを簡単に複数人数で共有できるようになる。アカウントを作成後に、Chrome Web StoreでWebブラウザ「Google Chrome」向けの拡張機能をインストールすることで、共有したいデータの表示領域を指定できる。
指定したデータはPlusで作成した自身のアカウントのWebページで確認できる。ほかの人のアカウントを指定すれば、その人のアカウントのWebページでもデータを確認できる。指定時に設定した更新頻度でスクリーンショットを撮り直して表示するので、データに変動があっても最新のデータを素早く確認できる。
データを指定するときにPlusが生成するURLを使ってデータを共有することもできる。例えば、「Slack」にURLを書き込んで投稿することで、データをチームのメンバーに配布することもできる。事前に設定した間隔で、特定のデータを自動的に繰り返し投稿させることも可能だ。ほかにも「Notion」や「Google Slides」「Confluence」などのWebサービスでもPlusのデータを利用できる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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