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iOSエンジニアたちと振り返るWWDC

【WWDC2022総復習】「機能不足」は過去の話、さらに表現力を増したSwiftUI

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SwiftUI単体で共有体験の実装が可能に

PhotosPickerによる写真の取り込み

 iOS 15以前ではSwiftUI単体でアプリから画像ファイルの取得を行うことはできず、UIKitとの連携が必要となっていました。これがiOS 16からはPhotosUIフレームワークに含まれるPhotosPickerを用いることで簡単に実現可能になります。具体的には、下記のようなコードを記述するだけで、画像選択のシステムUIが表示可能になります。

NavigationView {
   VStack {
       Text("PhotosPicker")
   }.toolbar {
       PhotosPicker(selection: $selection, maxSelectionCount: 10, matching: .images) {
           Label("Pick a photo", systemImage: "plus.app")
       }
   }
}

ShareLinkを用いたシェアシートの提供

 共有ボタンの設置もSwiftUIだけで完結できるようになりました。ShareLinkコンポーネントを用いることで実現可能です。ボタンはシステムによって自動生成され、タップをすると標準のシェアシートが表示されるので、より簡単に共有体験をユーザーに提供できるようになっています。

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新機能の追加で、柔軟なレイアウト実装が可能に

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この記事の著者

横山 拓也(STORES 株式会社)(ヨコヤマ タクヤ)

 STORES 株式会社テクノロジー部門モバイル本部にて、STORES レジ のiOSアプリ開発に従事。 水産学部出身でエンジニアになり、主にモバイルアプリ開発を主軸として経験を積み、現在ではAndroidやFlutterなども書く。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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CodeZine(コードジン)
https://codezine.jp/article/detail/17313 2023/03/10 11:00

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