米Amazon Web Servicesは、AWSでのアプリケーションの迅速な構築と配信を容易にする統合ソフトウェア開発サービス「Amazon CodeCatalyst」の一般提供を、4月20日(現地時間)に開始した。
Amazon CodeCatalystは、AWSでのアプリケーションの計画、コーディング、構築、テスト、デプロイを開始するために必要なすべてを用意しており、合理化・統合されたエクスペリエンスを提供する。
Amazon CodeCatalystの使用によって、プロジェクトツールのセットアップ、継続的インテグレーションと継続的デリバリ(CI/CD)パイプラインの作成と管理、開発環境とデプロイ環境のプロビジョニングと構成、プロジェクトへのチームメンバーのオンボーディングにかかる時間の短縮が可能になり、アプリケーション機能の開発により多くの時間を費やせる。
今回の一般提供にあたって、CI/CDワークフローおよびデプロイ環境にAWS Gravitonを使用する機能などが追加され、大幅なコスト削減が期待できる。GitHubでコードとツールを既に確立している場合は、リンクされたGitHubリポジトリからプロジェクトを作成可能となっており、Dev Environmentsを使用して作業を行える。イシューをプルリクエストにリンクすることで、作業を追跡できるので、コードの変更を把握しやすくなる。なお、プロジェクト作成時は、Intelligent Document ProcessingとStatic Websiteフレームワークの、2種類の新たなブループリントが選べる。
Amazon CodeCatalystは現時点で、米国西部(オレゴン)AWSリージョンのみで利用可能ながら、ワークロードを世界中の任意のパブリックリージョンにデプロイできる。開発、テスト、ステージング、本番といったさまざまな環境でのデプロイへのアクセスを、より適切に管理および制御すべく、複数のAWSアカウントをCodeCatalystスペースに接続可能となっている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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