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株式投資に挑戦「OmegaChart岡嶋のシステムトレード解説」

システムトレードはギャンブルである


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 数学で確率を扱うときの基本の1つに大数の法則があります。システムトレードでは、ある手法が過去のデータに対してどのような成績を収めたかのサンプルを集めることで有効性を測定するので、むしろ大数の法則が確率の定義のようなものです。

 大数の法則でのミソは、「試行回数を増やす」という点です。仮に60%の確率で1万円の利益が出て、残り40%で1万円の損失を出す取引手法があるとします。これを3回行うときに損益分布がどうなるかを実際に計算すると、次の図のようになります。

 勝率60%ならずいぶん分が良いように思いますが、3回では結果が損失に終わる確率がまだ35.2%もあるのです。この確実性を高めるには3回ではなくもっとたくさんの回数をこなさなければなりません。そうすれば最終的に利益になることは大数の法則が保証してくれています。

 そこで登場するのがもう1つの武器、コンピュータです。

続きを翔泳社Webサイト、MoneyZine(マネージン)で読む

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この記事の著者

岡嶋 大介(オカジマ ダイスケ)

 1976年東京生まれ。人気無料ソフトウエアのOmegaChart(オメガチャート)の作家。本業はソフトウエア作家だが、日経平均オプションを主力とする投機活動全般から長期投資まで行う投資家。現在約4,000万円を激しく運用中。人気ブログ「人生を書き換える者すらいた。」も更新中。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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https://codezine.jp/article/detail/1805 2008/09/04 13:11

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