Ms.Engineerは、2023年6月の新プログラム提供後、新規受講者数が大幅に成長していることを8月21日に発表した。
同社が6月1日に提供を開始した新プログラムは、より多くの女性がエンジニアとしてのキャリアを検討し、追求することができる環境を提供するということを目的としており、プログラミング学習サブスク「Ms.Engineer365」の開設、コーディングブートキャンプの成績に応じて受講料が最大無料になる特待生制度の導入、夜間制ブートキャンプのスタートが含まれている。
新プログラム発表後の受講者急増は、エンジニアを目指す女性たちからの「時間的・経済的ハードルをクリアして学習できる環境がほしい」というニーズに応えられた結果と考えられる。とりわけ「Ms.Engineer365」は、従来のオンライン学習の方式を超えて、オンラインとライブ授業を効果的に組み合わせた「チェックイン方式」という効果的な学習をサポートする新しい形式を採用することで、95%以上の満足度を獲得した。
受講料が無料となる特待生制度は、大手IT企業などへの内定率90%以上を誇る高難易度の超実戦型プログラム「ブートキャンプ」を受講する際の、金銭的ハードルを大きく下げるものであり、エンジニアを本気で目指す女性受講者増加の要因となっている。新プログラムの開始から2カ月で、受講生の37%が受講料免除試験に合格した(全額免除は9%)。同試験は、受講生の技術力やエンジニアとしての適性を評価するものであり、Ms.Engineerは今後もさらなる合格者の増加を目指して、多くの女性にエンジニアとしてのキャリアを追求する機会を提供していく。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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