エラー詳細の確認
[5]エラーリストのエラーを確認する
フローデザイナー下部に表示されるエラーリストのエラー行をダブルクリックするか、目のアイコンをクリックすると詳細が表示できます。
さらに[>エラーの詳細]を開くと、詳細な情報が表示されます。[コピーの詳細]をクリックすると、エラー情報をクリップボードにコピーできます。エラーメッセージだけでは原因や対処方法がわからない場合、これを検索エンジンにペーストして検索すると、原因や対策のあるページが見つかることがあります。
エラーの詳細を閉じます。
[6]アクションの設定でエラー処理を確認する
[アプリケーションの実行]アクションの設定を開きます。左下の[エラー発生時]ボタンをクリックします。切り替わった設定画面で、エラー発生時の処理を設定できます。
既定では、[すべてのエラー]で[スローエラー]が選択されています。これは前の手順で見たようにフローが停止して、エラーリストにエラーが表示される設定です。
[7]アクションで起こる可能性のあるエラーの種類を確認する
[エラー発生時]画面で、[詳細]ノードを開くと、このアクションで発生する可能性のあるエラーを確認できます。
[8]新しいルールを設定できる事を確認する
[エラー発生時]の画面で、[すべてのエラー]もしくは[詳細]の各エラーで、[+新しいルール]をクリックすると、[変数の設定]や[サブフローの実行]を複数設定することができます。
[フロー実行を続行する]を選択することで、エラー発生時にもフローを止めることなく処理を続行できます。例外処理モードは、他にも以下のようなものを指定できます。
例外処理モード名 | 内容 | 使用パターン |
---|---|---|
次のアクションに移動 | 次にあるアクションからフロー実行を再開する | エラーでも以降のアクションでエラーにならない場合や、変数/サブフローでエラーを回避できる場合 |
アクションの繰り返し | 成功するまで該当のアクションを繰り返す | ファイルやウィンドウが存在すれば成功となるアクションで、ファイルやウィンドウを作成すると再開する |
ラベルに移動 | あらかじめ置いた[ラベル]アクションからフロー実行を再開する | エラーの場合は、別フローにジャンプする。本サンプル |
ここではなにもせずに、[キャンセル]で設定画面を閉じます。
[9]フローの終了を配置する
[フローコントロール]アクショングループから[フローを停止する]アクションを配置します。この後に、エラー時のフローを作るので、正常であればここで終了するようにします。
そのまま保存します。