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メタップスホールディングス、ITインフラ運用をダッシュボードで一元監視する「srest」を提供開始

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 メタップスホールディングスは2月14日、Amazon Web Services(AWS)やその運用に必要な複数の監視SaaSデータを一元監視できるダッシュボード「srest(スレスト)」の提供を開始した。クラウドインフラ領域のエンジニアが不足する中、安定したWebサービス運用のために日常的な監視業務を効率化し、異常の早期発見にも貢献することが期待される。

 「srest」は、AWSをはじめとしたインフラ運用に関連するデータを可視化するイベントログ一元監視サービス。監視対象となるWebサービスのサービスレベル目標(SLO)がトップに表示され、ITインフラ全体の概要が瞬時に把握できる。これにより、オブザーバビリティの向上が期待できる。また、ダッシュボードを毎朝確認する習慣づけをしたり、チームの定例会議で共有したりすることで、異常を迅速に検知することができる。

ダッシュボードのイメージ
ダッシュボードのイメージ

 本サービスでは、各インフラ系サービスのイベントログが収集され、一覧で表示される。複数のサービスをまとめて確認できるので、各サービスを切り替える手間が省かれる。さらに監視対象のWebサービスが複数ある場合でも、全ての情報をダッシュボードに集約できる。さらに、特定のアラート条件を設定し、条件が満たされれるとSlackやメールなどで通知される機能も備えている。

 このようなダッシュボードは、企業ごとに独自のものを開発している例はあるが、汎用的に利用できるサービスは「srest」が国内初。本格提供開始は8月頃を予定しており、それまでは無料で提供される。現在「AWS」「Datadog」「Sentry」「PagerDuty」の4つのサービスに対応しており、今後も順次追加予定。

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