クラレは、2024年春に小学校を卒業した子どもを対象に実施した、「将来就きたい職業」に関するアンケート調査の結果を、7月4日に発表した。同調査は、1月中旬〜3月中旬の期間に行われ、男子:314名、女子:343名から有効回答を得ている。
「将来就きたい職業」の総合ランキング1位は「スポーツ選手」で、「医師」「教員」がそれに続いた。
男子の「将来就きたい職業」では、「スポーツ選手」が2位に10ポイント以上の差をつけて1位になっている。内訳としては、「野球」が1位をキープし、「サッカー」と「バスケットボール」が人気を伸ばした。
3位には、「IT関係」が2年連続でポイントを伸ばしてランクインしている。内訳をみると、約8割がプログラマを志望しており、小学校におけるプログラミング教育の浸透や、子どもを対象とするプログラミング教室の増加などによって、職業の選択肢としてITがより身近なものになっていることがうかがえる。
あわせて、新型コロナ禍でその仕事の大切さや意義が見直された「医師」が4位にランクインしたほか、同じ医療職である「薬剤師」が大きく順位を上げて11位に、前回調査では20位以下だった「消防・レスキュー隊」が13位にランクインしている。
女子の「将来就きたい職業」では、3年連続で「漫画家・イラストレーター」が1位になった。内訳をみると、「イラストレーター」が前回調査からさらに増加している。
また、男子と同様に医療職の人気も高まっており、「医師」が2位、「看護師」が4位、「医療関係」が7位、「薬剤師」が10位にランクインした。さらに、「美容師」が2年連続でポイントを伸ばして6位にランクインしている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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