SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。

Developers Boost 2024 セッションレポート(AD)

新規プロダクト開発に挑戦するすべてのエンジニアへ──"必要最低限"の要件を見極め、早くつくるために大切にすべきこと

【Session3】新規サービス開発に挑んだ新卒3年目。重要な要件を見極め、フルスピードで実現するために大切なこととは

  • X ポスト
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

「早くつくる」ために、ちりつもで工数がかかるものは初期段階から自動化を

 続いて「早くつくる」ために重要な観点について考えていこう。短納期であればメンバー増員などさまざまな対策があるものの、今回は自分でもできる「つくるべきものに集中できる環境」に焦点を当てる。

つくるべきものに集中できる環境
つくるべきものに集中できる環境

 南舘氏は「すぐできることとして、属人化する作業や繰り返しの作業は早めに自動化したほうがいいです」と推奨する。今回の開発では、初期段階からテストデータの生成やデプロイは自動化した。理由として南舘氏は「1回だけなら簡単でも頻度が高いものはちりつもで工数がかかるため。加えてヒューマンエラーの防止にもなります」と挙げる。

 加えて、"自分の生産性が落ちる"。開発が進んでいくとチームに影響があるタスクが優先的となるので、断続的な作業があると集中力が途切れてしまい、工数が余計にかかってしまうことにもなりかねない。自動化するにも工数はかかるものの、長期的な目線で自動化すべきことは早めに自動化に着手したほうがいい。

 "早くつくる"ためには作るべきものに集中できる環境を整えておくことが大事だ。最後に南舘氏は「いいサービスを生み出すために、いい開発をしましょう! 今日のお話から1つでも有効だと思うものがあったら、ぜひ採り入れてください」と述べて講演を締めた。

業界のイノベーションを一緒に起こしませんか?

 ウエディングパークでは、共に働く仲間を募集しています。ビジョン「21世紀を代表するブライダル会社を創る」、経営理念「結婚を、もっと幸せにしよう。」に共感し、ウエディング×デジタルの領域で世の中に貢献する新しいサービスを創りたいという方を心からお待ちしております。

 採用ページはこちら

関連リンク

この記事は参考になりましたか?

  • X ポスト
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
Developers Boost 2024 セッションレポート連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

加山 恵美(カヤマ エミ)

フリーランスライター。茨城大学理学部卒。金融機関のシステム子会社でシステムエンジニアを経験した後にIT系のライターとして独立。エンジニア視点で記事を提供していきたい。EnterpriseZine/DB Onlineの取材・記事や、EnterpriseZine/Security Onlineキュレーターも担当しています。Webサイト:http://emiekayama.net

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

丸毛 透(マルモ トオル)

インタビュー(人物)、ポートレート、商品撮影、料理写真をWeb雑誌中心に活動。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)

CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

提供:株式会社ウエディングパーク

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

  • X ポスト
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
CodeZine(コードジン)
https://codezine.jp/article/detail/19856 2024/08/26 12:00

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング