ガートナージャパンは、日本企業のIT投資ガバナンスに関する調査結果を、10月21日に発表した。同調査は、年商500億円以上の日本企業のCIOやデジタルビジネス担当エグゼクティブ(ITエグゼクティブ)に対して4月に行われている。
調査対象者に、自社のCEOがIT部門に抱いているであろう不満について尋ねたところ、「経営戦略に対して、IT/デジタルを活用した積極的な提案がない」(39%)、「ITがビジネスにどのように貢献しているかわからない」(35%)が上位を占めた。以下、「経営メンバーが納得するIT/デジタル戦略が描けていない」(28%)、「IT部門の活動が経営/ビジネスにどのように貢献しているか分からない」(26%)が続いている。
「何もしなかったら発生し、損失につながるようなリスク」を軽減する投資に対する優先順位付けを評価する組織について尋ねた質問(複数回答)では、IT部門トップ/CIOがもっとも多く、CISO(最高情報セキュリティ責任者)、IT投資評価委員会、経営企画・戦略室がそれに続いた。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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