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生成AIでは対応が難しい検索もある? Elasticsearchが語るこれからの「検索」のポイント

【Session7】企業内でデータ活用を促進する Elastic 「検索AI」 の世界とは?

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 企業内で蓄積されている多くのデータ。それをうまく活用することができれば、コストから資産に変わる。だが、最大限活用できている企業はまだ多くはない。なぜならデータ量は増える一方で、それを管理・運用するのが難しくなるからだ。そのような課題の解消に役立つのが、検索AIプラットフォーム「Elasticsearch」である。なぜ、Elasticsearchの導入がデータ活用促進に繋がるのか。Elasticsearch ソリューションアーキテクチャ・プリンパルソリューションアーキテクトの杉本知洋氏が解説した。

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Elasticsearchは検索AI、データ検索だけでなく、ログ分析、セキュリティ分析にも強みを発揮

 DXの実現に向けて多くの企業がさまざまな取り組みを行っている。そんな流れの中で、昨今、キーワードとして「内製化」が注目されている。

 そのような流れがある一方で、「DXを任された内製化チームの中には、やることが多すぎて、どこから手を付ければよいのかわからないと頭を抱えている人も多いのでは」と杉本氏は問いかける。

Elasticsearch株式会社 ソリューションアーキテクチャ・プリンシパルソリューションアーキテクト 杉本 知洋氏
Elasticsearch株式会社 ソリューションアーキテクチャ・プリンシパルソリューションアーキテクト 杉本 知洋氏

 AI検索企業、Elasticsearchは、「誰もが、リアルタイムかつ大規模に、あらゆるデータから重要な答えとインサイトを見つけられるように支援する」ことを目的に、Search(検索)、Observability(可観測性)、Security(セキュリティ)を一つのプラットフォームで提供している。このプラットフォームを通じて多くのお客様に、データ検索だけでなく、データを用いてITシステムの稼働状況の把握、またセキュリティ運用・SIEMなどで活用いただいている。

Search、Observability、Securityを一つのプラットフォームで提供
Search、Observability、Securityを一つのプラットフォームで提供

 Elasticsearchは地球上にある多くのWebサイトに搭載されている検索エンジンの裏側を支えていると言われているだけに「特に検索AI、ログ分析、セキュリティ分析が強み」と杉本氏は紹介する。

 それだけではない。分散している大量のデータを扱えることに加え、ストレージコストを最適化する仕組みを備えている。「可視性、保存期間、パフォーマンス、予算、すべてのバランスを取ることができます」(杉本氏)

 例えばストレージであれば、検索速度に合わせて、Hot、Warm、Cold、Frozenと4種類のストレージを用意。高速に検索するだけではなく、長期的なデータ活用に対応する術も有している。

 またElasticsearchを使えば、オンプレやマルチクラウド、ハイブリッドクラウド、SaaSなど、さまざまな環境をサポートしているので、運用の集約も可能になる。「今や世界中のいろんな企業と連携してビジネスを展開することも珍しくありません。日本国内はもちろん、世界中に分散したクラスターを一つの場所で集中管理したいというケースにも対応。またスケールさせることも容易にできます」(杉本氏)

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生成AIでは対応が難しい検索のケースとは

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この記事の著者

中村 仁美(ナカムラ ヒトミ)

 大阪府出身。教育大学卒。大学時代は臨床心理学を専攻。大手化学メーカー、日経BP社、ITに特化したコンテンツサービス&プロモーション会社を経て、2002年、フリーランス編集&ライターとして独立。現在はIT、キャリアというテーマを中心に活動中。IT記者会所属。趣味は読書、ドライブ、城探訪(日本の城)。...

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山出 高士(ヤマデ タカシ)

雑誌や広告写真で活動。東京書籍刊「くらべるシリーズ」でも写真を担当。

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提供:Elasticsearch KK

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