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Women Developers Summit 2024 セッションレポート(AD)

なりたいエンジニアになるために、自分らしいキャリアを描くための3つのポイントとは?

【Session6】「バイアスを越えて、自分らしいエンジニアキャリアを見つける」

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 エンジニアのキャリアにおいて、自分の可能性を狭めているのは周囲の環境だけでなく、自分自身の思い込みやバイアスかもしれない。女性ITエンジニアのハイスキル転職サービス「WAKE Career」を提供するbgrassの南風原香奈氏は、「自分らしいエンジニアキャリア」を見つけるために、新卒時代からあらゆる業務や役割、働き方に挑戦して経験を重ねてきた。同氏のこれまでの経験とともに、エンジニア自身がキャリアの道筋を見つけるためのヒントをお届けする。

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「やりたい」「なりたい」にフォーカスする

 南風原氏は現在、bgrassのテックリードとして、女性ITエンジニアのハイスキル転職サイト「WAKE Career」の開発に従事している。本セッションでは、同氏がこれまでのキャリア遍歴を振り返りながら、自分らしいエンジニアキャリアのために大事にしている「3つのポイント」を紹介した。

 1つ目は「『やりたい』『なりたい』にフォーカスする」。南風原氏は、「皆さんは無意識の思い込み=バイアスで自分の可能性を自分自身で狭めてないでしょうか」と視聴者に問いかけた。

『やりたい』『なりたい』にフォーカスする
「やりたい」「なりたい」にフォーカスするために

 南風原氏自身も思い込みで限界を定めてしまっていた時期があると言い、その例として新卒時代のエピソードを語った。

 大学時代にWeb開発の楽しさに気づき、SES企業にエンジニアとして就職。しかし、初めて配属された部門では、外国籍の事務メンバーの日本語添削を任され、エンジニアとしての業務を任せてもらえない日々が続いていた。

 「営業の方に相談したところ、『新卒1年目はそもそも開発業務に入れないよ』『実務経験を積んでからじゃないと難しい』と言われてしまいました。周りの同期はエンジニアとしての業務をしっかりやれる環境にいたので、そういう人と比べて自分はエンジニアとしても社会人としてもダメなんじゃないか、と自信を失ってしまいました」

 そこで「自分が本来やりたかったことは何か」に立ち戻ったという南風原氏。「そもそも物作りが好きでエンジニアになった。そして、エンジニアとしてはまだまだ未熟なので、やれることを広げていきたい。やりがいをもって働ける環境にいたい」といった「なりたい姿」が浮かんできた。すると、やりたいことと今の環境が大きくずれていることに気づき、環境に対しても、自分自身に対しても「イライラした」と振り返る。

 「しかし、環境は自分で変えていかなければなりません。普段の仕事では実務経験が積めないため、空いた時間でプログラミング学習を独学でスタートしました。やりたいことができる環境に自分自身で変えていくために、スキルを身につけるという選択をしました」

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「とりあえずやってみよう」の精神から見えるものとは?

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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)

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※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

岡田 果子(オカダ カコ)

 IT系編集者、ライター。趣味・実用書の編集を経てWebメディアへ。その後キャリアインタビューなどのライティング業務を開始。執筆可能ジャンルは、開発手法・組織、プロダクト作り、教育ICT、その他ビジネス。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

提供:bgrass株式会社

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