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中小企業の約6割、外部委託エンジニアの獲得に意欲的も、65.1%が「円滑な業務契約に向けた対策」の必要性を実感

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 Branding Engineerは、同社の運営するフリーランスエンジニアと企業のマッチングサービス「Midworks」が、システム開発を行っている従業員数500名未満の中小企業における経営者・役員を対象に実施した、中小企業における外部委託エンジニアの獲得意欲に関する調査の結果を、12月26日に発表した。同調査は、11月21日〜22日の期間に行われ、321名から有効回答を得ている。

 調査対象者に、勤務先における「外部委託のエンジニア」の獲得意欲を尋ねたところ、「かなり意欲が高い」(20.3%)と「やや意欲が高い」(36.1%)を合わせた割合が6割近くに達した。

 外部委託のエンジニアの獲得意欲について、「かなり意欲が高い」または「やや意欲が高い」と答えた人に、外部委託のエンジニアに求める最適な「年齢層」を尋ねた質問では、「30代」(54.1%)がもっとも多く、「40代」(25.4%)がそれに続いている。

 同じく、外部委託のエンジニアの獲得意欲について、「かなり意欲が高い」または「やや意欲が高い」と答えた人に、外部委託のエンジニアに求める「経験年数」を尋ねたところ、「5年〜10年未満」(36.4%)が最多となり、「10年以上」(26.5%)、「3年〜5年未満」(18.8%)がそれに続いた。

 同じく、外部委託のエンジニアの獲得意欲について、「かなり意欲が高い」または「やや意欲が高い」と答えた人に、外部委託のエンジニアに求める「スキル」を尋ねた質問(複数回答)では、「システム開発」(76.8%)、「インフラ開発」(39.8%)、「Webデザイン」(30.9%)が上位を占めている。

 同じく、外部委託のエンジニアの獲得意欲について、「かなり意欲が高い」または「やや意欲が高い」と答えた人に、外部委託のエンジニアに求める「契約形態」を尋ねたところ、「派遣」が19.4%、「準委任」が38.1%、「どちらでも可」が42.5%となった。

 同じく、外部委託のエンジニアの獲得意欲について、「かなり意欲が高い」または「やや意欲が高い」と答えた人に、外部委託のエンジニアとして募集したい「人数」を尋ねた質問では、「2〜10名」(65.2%)がもっとも多く、「11〜20名」(13.3%)がそれに続いている。

 同じく、外部委託のエンジニアの獲得意欲について、「かなり意欲が高い」または「やや意欲が高い」と答えた人に、外部委託のエンジニアを募集する際の「1人あたり報酬金額(SEレベル)を尋ねたところ、「60万円〜80万円未満」が25.4%、「50万円〜60万円未満」が21.0%、「50万円未満」が16.0%だった。

 同じく、外部委託のエンジニアの獲得意欲について、「かなり意欲が高い」または「やや意欲が高い」と答えた人に、外部委託のエンジニアに対して求めることを、具体的に答えてもらった質問(複数回答)では、「即戦力として活躍できる実務経験」(66.3%)が最多となり、以下「複雑な問題を分析し解決する能力」(44.8%)、「チームや顧客と円滑に連携するコミュニケーション能力」(37.0%)が続いている。

 調査対象者すべてに、2024年11月施行のフリーランス新法によって、勤務先の企業では外部委託エンジニアとの円滑な業務契約のために、対策が必要だと考えているかを尋ねたところ、「非常にそう思う」(25.2%)と「ややそう思う」(39.9%)を合わせた割合が65.1%に達した。

 勤務先の企業における外部委託エンジニアとの円滑な業務契約のため、対策の必要性について、「非常にそう思う」または「ややそう思う」と答えた人に、フリーランス新法の施行にともなって、勤務先の企業では法的リスクの軽減のためにどのような対策を講じている、または予定しているかを尋ねた質問(複数回答)では、「契約書内容の見直し」(52.6%)がもっとも多く、以下「募集要項や案件の見直し」(43.1%)、「法務部門の強化・採用」(32.1%)が続いている。

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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)

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https://codezine.jp/article/detail/20717 2024/12/27 16:00

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