「OpenSSH 10.0」が、4月9日にリリースした。
「OpenSSH」はSSHプロトコルを利用したリモート通信のためのオープンソースのクライアント/サーバ実装。その最新バージョンであるOpenSSH 10.0がリリースした。
今回のリリースには、量子コンピュータによる攻撃に対するセキュリティの強化などを含め、さまざまな変更点が含まれる。
長年非推奨だったDSA署名のサポートが廃止されたほか、DisableForwardingディレクティブが修正された。
また、鍵共有にデフォルトでハイブリッド耐量子アルゴリズムmlkem768x25519-sha256が使用されるようになった。これは量子コンピューティング環境において安全であり、以前のデフォルトよりも高速になる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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