アローサル・テクノロジーは、米Googleが提供する生成AI「Gemini(ジェミニ)」に特化した企業向け研修サービスの提供を、5月21日に開始した。
同研修は、Google Workspaceとの高い親和性と最新機能を備えたGeminiを、業務に即した形で理解・実践することを目的として設計されており、特に人事・総務・経理などのバックオフィス部門における活用や、社内全体のGemini活用を目指す経営幹部層向けへの浸透を想定したカリキュラムなど、部門や役割にあわせて提供される。
生成AIの基本理解からGoogle製品との連携活用、部門別の具体的な業務適用、プロンプト設計、セキュリティ対応までを網羅した実践的なプログラムとなっている。
同研修の構成(一部)は以下の通り。
- Geminiのモデル構成(Pro・Flashなど)と活用分野の比較
- Google Workspace(Gmail、Docs、Driveなど)におけるAI支援機能の操作演習
- 各部門における活用事例(人事:スカウト文作成、総務:社内通知、経理:帳票処理)
- 「Gems」機能による定型業務の自動化(プロンプト最適化演習を含む)
- Gemini利用における倫理・セキュリティに関する基礎知識
なお、同研修は要望に応じて初級〜応用編へのカスタマイズや、対面/オンラインでの提供にも対応する。
同研修は、以下のような課題意識を持つ企業・部門に特に適している。
- Google Workspace環境を活かし、業務のAI自動化を推進したい
- ChatGPTなどの他AIとの違いを理解し、ツール選定を判断したい
- 社員のAIリテラシーを底上げし、内製化・現場定着を促したい
- AIを用いた業務改善を経営視点から判断できる人材を育てたい
導入企業では、社員の生産性向上/業務プロセスの短縮/社内の生成AI理解促進といった効果が期待できる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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