メシウスは、業務アプリケーションの入力フォームを支援するJavaScriptライブラリ「InputManJS」の最新版となる「V5.1J」を6月11日にリリースする。今回のバージョンでは、チャットや会話機能のUI構築を容易にする「コメントコンポーネント」が強化される。1年定額制のサブスクリプション方式で、税込価格は1開発ライセンスが121,000円、1配布ライセンス(1ドメイン)が242,000円。
InputManJSは、テキスト、マスク、日付時刻、数値、コンボ、リッチテキストエディタ、コメントコンポーネントなど、Webアプリケーションにおけるあらゆる入力シーンを支援するJavaScriptコントロールセット。エンドユーザーにとって快適かつ正確な操作を促す入力フォームを実現する。
今回リリースされるInputManJS V5.1Jでは、Webアプリケーションにおけるチャットや会話機能のUI構築を容易にする「コメントコンポーネント」の機能強化が行われる。新たに「リンクコピー」機能が搭載され、任意のコメントからURLを取得してクリップボードにコピーできるようになるほか、取得したリンクにより特定のコメントへのアクセスや他メンバーへの共有も可能となる。また、コピーしたURLを別のコメント投稿時にペーストした際の表示形式を、リンク形式・インライン形式・カード形式の3つから選択できる。

さらに、「ピン留め」機能も追加されることで、任意のコメント1つを画面上部に固定表示できるようになる。ピン留めされたコメントをクリックすると、コンポーネント内で自動スクロールが発生し、対象のコメント位置に移動する。

そのほか、コメント数・リアクション数のリアルタイム更新や、コメント下部にあるリアクションボタンの非表示機能など、細かなユースケースに対応した機能追加も行われている。
加えて、メシウスのWebサイトでは、InputManJSのリッチテキストエディタやタグボックスとコメントコンポーネントを組み合わせた新たな実用例デモを公開している。これらのデモでは、「チャットボット」「課題管理ツール」「ライブチャット」の3種類を確認できる。
- 関連リンク
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です