Cloudflareは、6月24日、コンテナを実行できる新機能「Cloudflare Containers」のベータ版を有料プランの全ユーザー向けに公開した。
Cloudflare Containersは、サーバレスでJavaScriptを実行できるプラットフォーム「Cloudflare Workers」と連携し、コンテナを実行できる新機能。
Containerは、Workerと同様に数行のコードで定義・実行でき、リージョン「Earth」にデプロイするだけでグローバルに展開することができる。
WorkerとContainer間のリクエストのルーティングも容易で、超軽量かつスケーラブルな処理が必要な場合はWorkerを、より強力で柔軟な処理が必要な場合はContainerを利用するといった形で使い分けることが可能。
また、Containerはプログラミング可能で、コンテナインスタンスはオンデマンドで起動され、Workersコードによって制御される。JavaScriptを記述するだけでカスタムロジックを構成できる。
さらに、本番環境に移行すると、Cloudflareのダッシュボードから、コンテナインスタンス全体のステータスとリソースの使用状況を簡単に追跡可能。より詳しいログを探索することもできる。
価格は従量課金制で、コンテナにリクエストが送信された時点、またはコンテナが手動で起動された時点から課金が開始される。アクティブに実行されている10ミリ秒ごとの課金となる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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