Appleは、6月26日、Swift言語でAndroidをサポートする「Android Workgroup」を設立したことを発表した。
Android Workgroupは、Androidアプリケーションの開発にSwiftの使用を推進するために設立された。「主な目標は、AndroidをSwift言語が公式にサポートされるプラットフォームとして確立し、維持すること」だと説明されている。
Android Workgroupは、Swiftの公式ディストリビューションに対するAndroidサポートの改善および維持に取り組むほか、Android idiomとのとの連携を向上させるために、FoundationやDispatchなどのコアSwiftパッケージの機能強化を推奨する。
また、プルリクエストチェックにAndroidのテストを組み込んだSwiftプロジェクトの継続的インテグレーションの開発や、Android上でSwiftアプリケーションのデバッグをサポートする開発を行う。
その他、さまざまなコミュニティが作成したSwiftパッケージに、Androidのサポートを追加するためのアドバイスと支援を行っていく予定。
Android Workgroupに貢献を希望する人なら誰でも参加が歓迎されている。メンバーは定期的なビデオ通話やSwiftフォーラムを通じてコミュニケーションを取っている。
参加を希望する人は、Android Workgroupの現メンバーに連絡、または参加を直接リクエストする。Android Workgroupは、Swiftの行動規範を遵守している。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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