伊藤忠テクノソリューションズは7月28日、Keeper Security APACのゼロトラスト・ゼロ知識暗号化によるパスワード管理(以下、EPM)と特権アクセス管理(以下、KeeperPAM)の提供を開始した。
EPMは、AIが入力支援機能として動作し、ウェブサイトやアプリケーションに対して、パスワード、パスキー、2要素認証コードを即座に自動入力するもの。ログインID、パスワード、正規のアクセス先を1つの情報として暗号化し、ブックマークのように管理することで不正なサイトへの入力を防ぐ。
同プラットフォームは、シングルサインオンや多要素認証を含む多層防御にも対応しており、オンプレミス環境やプライベートクラウドとの統合も可能だ。
また、KeeperPAMはネットワークに接続されたサービスやデータベースなど、特権アカウントのアクセスをリアルタイムで監視・分析。AIを活用して、不正な行動や異常を学習し、リアルタイムで検知して管理者にアラートを送信、不要なアクセス権限の取り消しを推奨する。
同社は、上記2つのプラットフォームを通した、パスワードの安全な生成・保管、特権アカウントの監視・分析、アクセス制限やパスワードのローテーションの管理によって、セキュリティの向上と運用負担の軽減を実現する。
- 関連リンク
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です