SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。

Developers X Summit 2025 セッションレポート(AD)

工数削減は「序章」に過ぎない。電通総研が挑む、レガシーコードを“真の資産”に変える実践的アプローチ

【session5】AIによるレガシーシステム刷新の最前線 “CodeRebuildAI”דiPLAss”で変わるモダナイゼーション

「工数40%削減」は序章に過ぎない──AI×ローコードがもたらす「属人化解消」という真の価値

 この「AI × ローコード」のアプローチは、実際のプロジェクトでどの程度の成果を上げているのか。岡部氏は具体的な検証結果を提示した。ある輸送機械部品製造システムの刷新プロジェクト(PL/IからC#への移行)では、生成AIを活用することで、レビュー・ブラッシュアップ、単体テスト、コーディングといった工程全体で約40%の工数削減を実現した。また、予約管理システムの刷新(VB.NETからC#)においても約30%の削減効果が見られたという。

実績/効果について
実績/効果について

 数値的なインパクト以上に岡部氏が強調したのが、「属人化の解消」という定性的な効果だ。「従来は、旧システムの言語に精通したシニアエンジニアがいなければプロジェクトが回りませんでした。しかし、生成AIが翻訳・解説を行うことで、ジュニアエンジニアが担当できる範囲が増え、少数のシニアエンジニアと複数のジュニアエンジニアでチームを構成できるようになる」と岡部氏は語る。

 特定のエンジニアに依存するリスクを排除し、若手エンジニアをモダナイゼーションの戦力として組み込める点は、組織にとって大きなメリットとなる。また、生成AIが出力する成果物は一定の標準化がなされるため、品質が個人のスキルレベルに左右されにくくなる効果もある。岡部氏は「3〜6割程度の削減効果」を見込みつつ、浮いたリソースを「To Be(あるべき姿)」を描くための設計やビジネス価値の創出に充てるべきだと提言した。

「2025年の崖」を越えるための現実解──オープンソースと標準技術が支える持続可能なモダナイゼーション

 セッションの締めくくりとして、岡部氏はレガシーモダナイゼーションにおける「現実解」について言及した。CodeRebuild AIのようなツールが泥臭い解析作業を肩代わりし、iPLAssのようなプロコード志向のプラットフォームが実装を加速させることで、エンジニアは本来注力すべきアーキテクチャ設計や価値創出に向き合えるようになる。

 また、iPLAssが「オープンソースであること」「Java標準技術ベースであること」は、将来的な技術的負債を防ぐための重要な要素だ。透明性の高いアーキテクチャを選択することは、ベンダーロックインを回避し、持続可能なシステム運用を実現する第一歩となる。iPLAssはエンタープライズ版だけでなく、無償で利用可能なオープンソース版も公開されており、技術ドキュメントも整備されている。

 「CodeRebuild AIとiPLAssの組み合わせにより、柔軟性・開発効率性が高く、オープンなアーキテクチャを実現できる。両者を活用し、モダナイズに向けた新たな一歩を踏み出していただきたい」と岡部氏は語り、セッションを締めた。

「ローコード開発ツールで満足のいくシステムが作れなかった」などの課題をお持ちの方におすすめです

 iPLAssは、複雑な業務要件にも対応できるエンタープライズクラスのローコード開発プラットフォームです。セキュアで大規模なシステムを短期間で構築できる柔軟性と、プロコード開発者も納得のカスタマイズ性を兼ね備えています。 本記事にご興味をお持ちいただいた方は、ぜひこちらのiPLAss製品サイトよりお問い合わせください。

関連リンク

この記事は参考になりましたか?

Developers X Summit 2025 セッションレポート連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)

CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

丸毛 透(マルモ トオル)

インタビュー(人物)、ポートレート、商品撮影、料理写真をWeb雑誌中心に活動。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

提供:株式会社電通総研

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

CodeZine(コードジン)
https://codezine.jp/article/detail/22713 2026/02/12 11:00

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング