HashiCorpは5月4日(現地時間)、新機能「HCP Terraform powered by Infragraph」のパブリックプレビュー提供開始を発表した。同機能は、IBM Think 2026において公開され、米国の対象となるHCP Terraform利用者が利用可能となる。
Infragraphは、ハイブリッドおよびマルチクラウド環境において分散しがちなインフラデータを、統一された「シングルソースオブトゥルース」として管理できるナレッジグラフである。組織全体のインフラストラクチャ資産をイベント駆動で動的に把握し、可視化・最適化・セキュリティ強化を支援する。動的な更新情報やデータ連携により、従来発生していたデータのサイロ化や非効率な手動作業の課題を軽減する。
Infragraphの導入により、クラウド資産やオンプレミス資産、バージョン管理、未管理リソースの検索、リスク対策やコスト抑制のための詳細なインフラ分析が容易になる。また、自然言語でのクエリ機能も提供され、CloudOpsやセキュリティチームの業務効率向上が期待できる。
パブリックプレビューを利用するには、HCP組織にログインしてInfragraphの設定を行い、AWSやHCP Terraformなどとの接続やユーザー追加、クエリの設定を進める。今後、AIによる自動化基盤としての発展も見込まれている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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