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AIの出力に“デザインの視点”をプラスする ──エンジニアのためのUX改善入門

ユーザーに安心感を与えるUIの設計手法 ──ボタンの「フィードバック」を意識したUIの重要性とは?

AIの出力に“デザインの視点”をプラスする ──エンジニアのためのUX改善入門 第2回

生成AIでの抜け漏れを防ぐレビュープロンプト

 最後に、AIにUIを構築・チェックさせる際の効果的なプロンプトの例を紹介します。AIにある程度画面を作成してもらった後、「問題がないか」を確認するコードレビューの文脈で活用すると効果的です。

プロンプト例

操作直後・処理中・成功時・失敗時の各状態に対して、適切なフィードバックを追加してください。

処理に時間がかかる場合は「時間がかかっています」など、処理が進行中であることが継続してわかるメッセージ変化を実装してください。

ユーザーが「押せていない」と誤解して連打したり、処理中に離脱したりしないUIにしてください。

 特に「ローディング表示とボタンの無効化を実装してください」といった指示は、AIが自主的に考慮しない場合もあるため、プロンプトに明記することを推奨します。

ユーザーの体感を意識したUI実装のための3原則

  • ユーザーは内部処理までは見えていない
  • 「反応がない」状態は、ユーザーにとっては「エラー」と同じ
  • 処理の高速化だけでなく、体感上の安心感を設計することが必要

 画面上に反応がなければ、ユーザーは違和感を覚え、「押せていない」と判断してしまいます。その結果、連打による二重送信や、サーバー負荷の増大を招くおそれがあります。AIが自然なUIを即座に生成できる時代だからこそ、エンジニア自身が「ユーザーの体感」を想像し、適切なフィードバックが実装されているかを検証することが不可欠です。

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この記事の著者

折原レオナルド賢(オリハラ レオナルド ケン)

 株式会社サイバーエージェントに新卒入社し、新人賞を受賞。LINEビジネスコネクトAPIやAIカスタマーサポートプロダクトの開発に携わり、インフラ設計、フロントエンド開発、デザイン、UI/UXなど幅広い領域を経験。その後、LINE株式会社にて、7,500万MAUを超えるLINE NEWSのフロントエ...

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