AWSは8月5日(現地時間)、フルマネージドNoSQLデータベースサービスであるAmazon DynamoDBにおいて、ベクター検索機能の一般提供を正式に開始したと発表した。
今回の機能追加により、DynamoDBのテーブルに格納された運用データとベクター埋め込み(vector embedding)を同時に管理し、外部のベクターストアに複製することなく、直接類似性に基づく検索を実行できるようになった。
新たに実装されたベクター検索では、シングルデジットミリ秒台の低レイテンシーと99%以上のリコール率を実現しており、数兆件規模のベクターにもスケーラブルに対応できる。ベクターインデックス作成時には、埋め込みベクトル属性を指定し、次元数や距離関数(ユークリッド、コサイン、ドット積)を選択できる。また、非ベクトル属性によるフィルタ指定も可能だ。
ユーザーは好きな機械学習モデルでテキスト埋め込みを生成し、DynamoDBのテーブルにリスト型データとして格納できる。APIを通じて検索ベクトルや結果数、検索時のフィルタ条件を指定でき、検索結果は類似度順で返される。これにより、RAG(検索拡張生成)、レコメンドエンジン、パーソナライズド体験、異常検知などの用途に活用できる。
DynamoDBはサーバーレス基盤のため、インフラ管理やバージョン管理、メンテナンスは不要であり、従来必要だったデータ同期や運用コストが削減できる。ベクター検索は最大4,096次元や水平スケーリングに対応し、既存のテーブルにも容易に追加できる。
同機能は全商用リージョンおよびAWS GovCloud (US)リージョンで利用可能で、DynamoDBの従量課金モデルに準拠する。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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