米Curlは5日、Eclipse対応のCurl開発用プラグインをリリースした。同社のWebサイトより無償でダウンロードできる。
米Curlは5日、Eclipse対応のCurl開発用プラグイン(以下、CDE)をリリースした。同社のWebサイトより無償でダウンロードできる。
CDEは、Curlプラットフォームの現行バージョン6.0に対応し、Windows、Linux、Eclipse 3.3および3.4SDK、ならびにEclipse 3.3、3.4をベースとしたIDEをサポートする。主な機能は次のとおり。
- Curl言語対応エディター、および検索
- Eclipse内でのCurlデバッガー
- Curlプログラムデプロイメント
- VLE拡張エディター、プロファイラー、コードカバレッジ、クラスブラウザー、インスペクター、HTTPモニターなどのツール
Curlにより今年初めに発表された、「Eclipse Foundationへの参加およびEclipseフレームワーク上にエンタープライズ向けRIA開発ツールを次期フェーズとする開発環境戦略」の一環として、CDEはリリースされた。
米Curlのチーフアーキテクト Bert Halstead博士は「エンタープライズ向けアプリケーションでは、コンシューマ向けアプリケーションをはるかに超えたレベルが要求されてきます。このため開発者に対する強固なアプリケーションを効率的に開発するニーズは高まっています。Eclipse対応のCDEを利用することで、我々は開発者およびアプリケーション双方のニーズに応えることができると考えています」と、今回のリリースに関してコメントしている。
なお、日本語版は「Curl Eclipseプラグイン」の名称で9月リリースを予定している。
【関連リンク】
・米Curl社、Eclipse対応のCurl開発用プラグインを正式発表:Curl(ニュースリリース)
・The Curl Development Tools for Eclipse
・Curl Eclipseプラグイン、ダウンロードページ
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-