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Silverlight 2で作成する業務アプリケーション入門(AD)

Silverlightアプリでアニメーションを効率よく使うテクニック

Silverlight 2で作成する業務アプリケーション入門 (3)

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Expression BlendとVisual Studio

 今までは画面に動きを入れようと思うと、JavaScriptで複雑なDHTMLの操作を行ったり、慣れないFlashとActionScriptを使ってアニメーションを作成する必要がありました。しかし、SilverlightではVisual StudioとExpression Blendを使用して動きを持つコンテンツを作成することができます。しかもその際のプログラム言語は、慣れ親しんだC#やVB.NETを使用することができるのです。

Visual Studioとの連携

 実は、Silverlight自体はXAMLとC#やVB.NETのソースコードを記述するためのエディターさえあればコンテンツを作成することは可能です。しかし、Silverlightのアニメーションを作成するうえでは、ストーリーボードを効率よく定義できるExpression Blendと、業務ロジックや画面の動作をプログラミングするためのVisual Studioの2つを使ってコンテンツを作成した方が効率よく作業を行えるでしょう。

Visual StudioからのExpression Blendの起動

 Expression Blendで編集しているSilverlightの画面をVisual Studioで修正したり、Visual Studioで修正中の画面をExpresison Blendで修正したりすることもできます。その場合、他方で修正が入ったことをツールが検知し、開発者にダイアログで通知するので、再度読み直すことで画面を最新の状態に更新できます。

図3 Visual StudioでExpression Blendの変更を読み直す
Visual StudioでExpression Blendの変更を読み直す

 Silverlightアプリケーションといっても、実際はSilverlightをホストするASPXのページや、Silverlightで使用するクラス群などが必要になります。さらに業務アプリケーションとなると複数人でソースコードを修正したり、開発のタスク管理を行ったりする必要が出てきます。そう考えると、強力な構成管理やデバック機能を持つVisual Studioを使って全体の管理を行い、画面のデザインはExpression BlendをVisual Studioから呼び出して行う、という形になると思います。

Silverlightによるアニメーション

 これまでの例から、業務アプリケーションで必要となるアニメーションには、「必要な情報を強調表示するアニメーション」と「情報を効率よく表示するアニメーション」の2つがあると考えられます。

 今回はメッセージの強調表示と、ポップアップするウインドウを参考に、Silverlightのアニメーションの基礎について解説を行います。

開発用プロジェクトの作成

 業務アプリケーションの開発を想定して、Visual Studioでプロジェクトを作成し、XAMLの修正が必要になったらExpression Blendを呼び出してコンテンツの作成を進めます。

 Visual Studioを起動して、プロジェクトの新規作成でSilverlightアプリケーションを作成してください。Page.xamlが今回作成するSilverlightの画面です。

 Expression Blendを起動するには、Page.xamlを右クリックし、[Expression Blendを開く]を選択します。

図4 ExpressionBlendの起動
ExpressionBlendの起動

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Expression Blendとストーリーボードによるアニメーション

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この記事の著者

山田 祥寛(ヤマダ ヨシヒロ)

静岡県榛原町生まれ。一橋大学経済学部卒業後、NECにてシステム企画業務に携わるが、2003年4月に念願かなってフリーライターに転身。Microsoft MVP for Visual Studio and Development Technologies。執筆コミュニティ「WINGSプロジェクト」代表。主な著書に「独習シリーズ(Java・C#・Python・PHP・Ruby・JSP&サーブレットなど)」「速習シリーズ(ASP.NET Core・Vue.js・React・TypeScript・ECMAScript、Laravelなど)」「改訂3版JavaScript本格入門」「これからはじめるReact実践入門」「はじめてのAndroidアプリ開発 Kotlin編 」他、著書多数

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

WINGSプロジェクト かるあ (杉山 洋一)(カルア(スギヤマ ヨウイチ))

WINGSプロジェクトについて>有限会社 WINGSプロジェクトが運営する、テクニカル執筆コミュニティ(代表 山田祥寛)。主にWeb開発分野の書籍/記事執筆、翻訳、講演等を幅広く手がける。2018年11月時点での登録メンバは55名で、現在も執筆メンバを募集中。興味のある方は、どしどし応募頂きたい。著書記事多数。 RSS X: @WingsPro_info(公式)、@WingsPro_info/wings(メンバーリスト) Facebook

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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