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Eclipse/ARMプロセッサによる組込み開発

【第6回】ターゲットの製作(その1)

アダプタボードの制作


アダプタボードの製作

 USB2232基板は汎用的な試作基板なので、実際のターゲットと接続する場合にはアダプタボードが必要になります。

 アダプタボードは各人の開発環境に合わせて作ります。今回のターゲットはEZ-ARM miniなので、これに合わせて製作することになります。一回作り方を覚えてしまえば、他のARM基板でも同様に製作することができます。プリント基板ではないので、自分で配線する必要があります。

部品の入手

 部品は全て、秋葉原の店頭やインターネット通販などで入手することが可能です。今回は秋月電子通商でまとめてみたいと思います。

 ※購入希望者が多ければ、SEshop.com(翔泳社のWeb通販サイト)でも取り扱う予定です。

基板

 秋月のC基板(72mm×47mm / 2.54mmピッチ)を使います。スルーホールでもそうでなくても問題ありません(スルーホールと言うのは基板の部品のリード線を差し込む穴が表面と裏面でつながっている状態を言います)。

秋月電子C基板
秋月電子C基板

コネクタ(ピンヘッダ)

 ここでは2種類のコネクタを考えます。ひとつはUSB2232との接続用(写真下)、もうひとつはEZ-ARM miniと接続(写真上)するためのものです。

2種類のコネクタ
2種類のコネクタ

USB2232との接続

 USB2232の信号線を得るためにコネクタを利用します。必要な分だけコネクタを使えば良いような気がしますが、メカ的にしっかり安定させるために全て接続します。10極x2列の♂のコネクタを基板側に利用します。

 どうしてアダプタ側が♂なのかと言うと、電力を供給するのがUSB2232側なので、こちらに♂のコネクタを使うと剥き出しの電源になり危険だからです。ですからUSB2232側は♀を使うことにします。

コネクタのクローズアップ
コネクタのクローズアップ

コネクタの加工

 秋月電子で販売しているコネクタは20極ではないので加工します。加工手順は以下のとおりです。

1. ピンを抜く

 ピンの場所は20極を確保できるようにします。

ピンを抜く
ピンを抜く ピンを抜く
2. 抜いた部分を切る

 抜いた部分をカナノコで切断します。指を切らないように十分に注意してください。ノコギリで切ると切断面が荒れるのでかなり痛いです。

カナノコで切る
カナノコで切る
3.切断面をヤスリで仕上げる

 性能には関係ありませんが、きれいにしておくとやはり気持ちの良いものです。

ヤスリで仕上げる
ヤスリで仕上げる

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接続コネクタの作成

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この記事の著者

大橋 修(大宮技研合同会社)(オオハシ オサム)

大宮技研 エグゼクティブ・エンジニア。都立高専電気工学科卒業後、日本精工(株)でエアバッグの制御ソフトウェア開発、ボッシュ(株)にてエンジンマネージメントシステム開発、適合ツールの開発、プロジェクトマネージメント、ノキアにてシンビアンOS用ミドルウェアS60の開発などをおこなう。インテルを経て、首都大学東京...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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