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Eclipse/ARMプロセッサによる組込み開発

【第6回】ターゲットの製作(その1)

アダプタボードの制作


接続コネクタの作成

 実際のターゲットであるEZ-ARM miniとの接続のためのコネクタを作成します。接続には、L型のピンヘッダを使います。

L型ピンヘッダ
L型ピンヘッダ

 EZ-ARM miniは2極x13列のコネクタですので、これに合わせて2極x13列分を確保して切断します。慣れてくると、手で折ることもできます。

手で折ることもできる
手で折る

フラットケーブルの圧着

 アダプタとターゲットとの接続にはフラットケーブルを用います。フラットケーブル自体はPCの内部を見た時にIDEのハードディスクの接続などでおなじみかと思います。

 フラットケーブルの製作方法をマスターすると自由な長さにすることができるので、取り回しがきれいになるだけでなく、ノイズ対策の面からも有効です。以下の手順で加工します。

1. フラットケーブル用コネクタの準備

 フラットケーブル用コネクタを全て分離します。

フラットケーブル用コネクタの分離
フラットケーブル用コネクタの分離
2. ケーブルの準備

 フラットケーブルをコネクタに挟み込みます。

フラットケーブルをコネクタに挟み込む
フラットケーブルをコネクタに挟み込む

リセットスイッチ

 ターゲットシステムリセット用のスイッチは基板実装可能なタクトスイッチ(タクティル/タクティールスイッチ)を使います。スイッチの接点の向きを間違えないようにします。

タクトスイッチ
タクトスイッチ

スイッチの接点の確認

 テスタを使ってスイッチの接点の確認をします。押した時に回路が導通する接点を探します。

 テスタを導通モードにして、リードを接点に当てます。(ボタンを押さなくても)導通した場合は、並列している端子に当てたことになります。(導通せず、)ボタンを押したときに導通した場合は、スイッチの両端にリードが触れている事になります。

テスタによる確認
テスタによる確認

ワイヤ

スズメッキ線

 その名のとおりスズでメッキされた線です。メッキされているのでハンダのノリがいいです。

スズメッキ線
スズメッキ線

ポリウレタン線

 ポリウレタンで被覆された単芯のワイヤです。非常に細いので、低電流の信号用に使います。

ポリウレタン線
ポリウレタン線

ラッピングワイヤ

 ポリウレタン線より、若干太めの線です。今回使うワイヤは潤工社製のジュンフロン線です。5V供給用に使います。もっと太い線でももちろんかまいません。

ラッピングワイヤ
ラッピングワイヤ

 長くなりましたので、今回はここで終了です。次回は、アダプタボードの組み立てを順を追って説明します

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この記事の著者

大橋 修(大宮技研合同会社)(オオハシ オサム)

大宮技研 エグゼクティブ・エンジニア。都立高専電気工学科卒業後、日本精工(株)でエアバッグの制御ソフトウェア開発、ボッシュ(株)にてエンジンマネージメントシステム開発、適合ツールの開発、プロジェクトマネージメント、ノキアにてシンビアンOS用ミドルウェアS60の開発などをおこなう。インテルを経て、首都大学東京...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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