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Eclipse/ARMプロセッサによる組込み開発

【第9回】ターゲットの製作(その4)

動作確認


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 前回制作したターゲットの動作確認をしてみましょう。

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動作確認の流れ

 部品キットではなく完成基板を購入した場合は、販売元で出荷時の検査を済ませているのでEZ-ARM miniターゲットボードの単体での動作は問題ないと思われます。

 問題は、USB2232の基板とアダプタボードを組み合わせた時に生じる不具合です。不具合の切り分けをどのように行うかが問題になります。今回はすべてのハードウェアを接続後に、OpenOCDを起動してテストプログラムをEZ-ARM miniターゲットボードにフラッシュして、挙動を確認することでシステムの動作確認とします。

なぜテストプログラムを使うのか

 自作ハードウェアとソフトウェアを組み合わせたシステムの動作確認は非常に骨が折れます。ハードウェアが悪いのか? ソフトウェアが悪いのか? あるいは両方なのか? かがわからないからです。

 また、初めて設定を行うシステムではオペレーションミスも考えられます。どれかに動作実績があれば、問題の切り分けに役立ちます。

使用するテストプログラム

 今回使用するテストプログラムはこちらのサイト(http://www.teamknox.com/RoboShellTools/lpc2138_blink.zip)から入手してください。

 このテストプログラムがうまく動作すれば、フラッシュ後、LEDがゆっくり点滅し、その後早く点滅します。

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この記事の著者

大橋 修(大宮技研合同会社)(オオハシ オサム)

大宮技研 エグゼクティブ・エンジニア。都立高専電気工学科卒業後、日本精工(株)でエアバッグの制御ソフトウェア開発、ボッシュ(株)にてエンジンマネージメントシステム開発、適合ツールの開発、プロジェクトマネージメント、ノキアにてシンビアンOS用ミドルウェアS60の開発などをおこなう。インテルを経て、首都大学東京...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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https://codezine.jp/article/detail/3719 2009/03/23 18:14

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