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SWEST10、盛況の内に閉幕

10年めのSWEST、最後の舘山寺

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2008/09/09 13:30

 静岡県浜松市の浜名湖のほとり、かんざんじ温泉で開催される「組込みシステム技術に関するサマーワークショップ(SWEST)」は、今年で10回目を迎えました。産官学が集う、日本最大級の組込みシステム関連シンポジウム「SWEST」についてレポートします。

10年目を迎えたSWEST

 「組込みシステム技術に関するサマーワークショップ(SWEST)」は、大学の研究者や学生、企業の技術者が集い、組込みシステム技術の進むべき方向性について議論することを目的としたワークショップ。1999年夏に第1回のSWEST1が開催されてから毎年行われ、今年で10回目を迎えた。

 SWEST1では80名だった参加者は翌年から100名を超え、昨年のSWEST9では181名、そして今回のSWEST10では過去最大の187名に達した。

 SWEST10のテーマは、「組込みシステム開発の次の10年を考える」~ここまで歩いたこの10年 どこまで行こう次の10年。第1日目は、名古屋大学の高田広章氏による基調講演「組込みシステム開発の次を10年を考える」でスタートした。

 SWESTでは、講演やチュートリアル、パネルディスカッションのほかに、論文発表/ポスター展示が行われる。今回も多くの参加者が発表・展示を行い、関連の出版社も最新刊の展示販売などを行った。

    論文発表/ポスター展示     書籍販売・デモ   

懇親会と夜のワークショップ~徹夜部屋

 18時半からは宴会場に移り、アイシン・コムクルーズの上田社長の乾杯の挨拶を皮切りに懇親会が行われた。180人を越える参加者が一同に集まる宴会場は、終始和やかなムード。時折壇上にあがる運営委員が笑いをとった。

    乾杯の挨拶     終始和やかなムード   

 そして、この後もセッションが続くのがSWESTの特徴のひとつ。ビールを片手に3時間に及ぶ4つワークショップが行われ、参加者を集めた。

    ワークショップの様子     ワークショップの様子   

 そしてさらに、これらのワークショップを経て深夜に至ってもまだ飽き足らない参加者のために徹夜部屋が用意されている。ここでは、飲み会ムードで議論が展開されるだけでなく、真剣にワンボードマイコンキットを半田付けして完成させ、操作に興じるチームや、2日目早朝に行われるロケット打ち上げの最終調整を行うチームなど、数十名の参加者が集まり、朝まで貫徹する者も少なくない。

Hamana-5の打ち上げ

 明けて2日目の6時半から、ホテルに隣接する遊園地「浜名湖パルパル」の駐車場において、Surveyor Projet Hamana-5の打ち上げが行われた。

    Hamana-5の打ち上げ     Hamana-5の打ち上げ   
    Hamana-5の打ち上げ     Hamana-5の打ち上げ   

 昨年は天候不良で中止となった打ち上げも、今回は天候に恵まれ成功裏に終了した。

セッション2日目

 2日目は、「モデル」「ワーク」「基盤技術」「議論」の4つのテーマに分かれてセッションが展開された。1時間の昼食をはさんで9時20分から16時40分まで、昨夜の疲れを感じさせないセッションが続く。

    セッション2日目     セッション2日目   

最後の舘山寺

 16時50分からクロージングセッションが行われ、SWEST10は幕を閉じた。SWESTは、第1回と第2回が静岡県伊豆市のラフォーレ修善寺で開催され、第3回以降は静岡県浜松市館山寺町の遠鉄ホテルエンパイアで毎年開催されてきた。

 しかし、ホテルエンパイアの改装により、シンポジウム会場としてきた会議室やホールがなくなるため、今回が最後の舘山寺となる。来年以降の会場は、静岡県掛川市のヤマハリゾートつま恋を候補に検討が進められる。



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