あなたにふさわしい本
表1の評価項目は読みやすいように短縮して書いているため、分かりづらい部分があります。詳しくは「評価項目詳解」の節で説明します。
その前に、以下のチャート図で自分にふさわしい本がどれかを判断してください。チャート図は以下の観点から3つ用意しています。
- 網羅性を求める観点から
- 分かりやすさを求める観点から
- 統合開発環境(IDE)を使う観点から
網羅性を求める観点から
表1から分かる通り、評価項目を多く網羅しているのは『明解Java』と『わかりやすいJava』です。1番網羅しているのは『明解Java』ですが、項目の説明が非常に細かいのは『わかりやすいJava』です。

分かりやすさを求める観点から
下図は少し誤解を与えるかもしれません。「分かりやすい」と言っているのは、Java仕様書にあるような厳密な用語を使用せず、直感的に分かりやすいということであって、『明解Java』の内容が分かりづらいと言っているわけではありません。より正確な言葉を覚えるのであれば『明解Java』を選択する方が向いています。難しい言葉も使っているうちに慣れてきます。

統合開発環境を使うという観点から
筆者個人としてはJavaの基本とツールの使いこなしを同時に進めるのは、Javaの基本を学習するという点からすれば少しずれた感じがします。詳しくは記事末尾の補足「入門者に統合開発環境は必要か?」を参照してください。

本の作りからの比較
表2は内容ではなく、本の構成を含めた作りについての比較を行いました。表1と併せて読者にふさわしい本選びに役立ててもらえればと思います。
| 評価項目 | 明解Java | Java言語プログラミングレッスン | やさしいJava | わかりやすいJava |
| 言葉の定義の正確さ | ◎ | ○ | ○ | ○ |
| 説明のわかりやすさ | ○ | ○ | ◎ | ◎ |
| 説明の細かさ | ○ | ○ | ○ | ◎ |
| プログラムの多さ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 図表の量の豊富さ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 図表の分かりやすさ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 入門者が犯すエラーの説明の豊富さ | ○ | ◎ | ◎ | ○ |
| 索引の充実さ | ◎ | △ | ○ | △ |
