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正式リリースされたWindows Azureの力

Windows AzureでASP.NETのメンバーシップ機能を使用する

正式リリースされたWindows Azureの力(6)

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開発環境の整備

 基本的には、前回までの記事で使用してきた環境と同じです。第4回の記事の「開発環境の整備」を参照して、Windows Azureの開発環境を整えてください。

 さらに今回は、AspProvidersプロジェクトをダウンロードする必要があります。AspProvidersプロジェクトは、Windows Azure Platformの公式サイトからダウンロードできる「Windows Azure Platformトレーニングキット」のハンズオンラボの中に含まれています。

 Windows Azure Platformの公式サイトのトップページから、[開発者向け情報]メニューの[ツール&ダウンロード]をクリックし、表示された[ツールとダウンロード]ページから[Windows Azureトレーニングキットのダウンロード(英語)]リンクをクリックします。すると、最新のWindows Azureトレーニングキットのダウンロードページが表示されます(図1)。本稿執筆時点では、「Windows Azure Platform Training Kit - September Update」(英語)が最新です。このページから、開発環境がVisual Studio 2010の場合は「WAPTKVS2010-September2010.exe」を、Visual Studio 2008の場合は「WAPTKVS2008-August2010.exe」をダウンロードしてください。本稿ではVisual Studio 2010を使用しますので、WAPTKVS2010-September2010.exeをダウンロードします。

図1 Windows Azureトレーニングキットのダウンロードページ
図1 Windows Azureトレーニングキットのダウンロードページ

 次に、ダウンロードした「WAPTKVS2010-September2010.exe」をダブルクリックします。使用許諾の確認ダイアログが表示されますので、内容を確認した上で[Accept]ボタンをクリックします。次に表示されるダイアログで、インストール先フォルダを指定します。ここでは既定の「C:\WAPTK」をそのまま使用します。[Install]ボタンをクリックすると、インストールが実行されます(図2)。

図2 Windows Azureトレーニングキットのインストール
図2 Windows Azureトレーニングキットのインストール
AspProvidersプロジェクトのダウンロード

 オリジナルのAspProvidersプロジェクトは、MSDN Code Galleryの「Windows Azure Code Samples」から取得できます。ページ内の[Additional C# Samples]リンクをクリックしてダウンロードしてください。ただし、Visual Studio 2008用のファイルとなっていますのでご注意ください。

 本稿では開発環境としてVisual Studio 2010を使用しているため、MSDN Code Galleryからではなく、本文にあるようにVisual Studio 2010用のWindows Azureトレーニングキットに含まれるAspProvidersプロジェクトを使用します。

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ユーザー認証の機能を持ったサンプルアプリケーションの作成

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この記事の著者

山田 祥寛(ヤマダ ヨシヒロ)

静岡県榛原町生まれ。一橋大学経済学部卒業後、NECにてシステム企画業務に携わるが、2003年4月に念願かなってフリーライターに転身。Microsoft MVP for Visual Studio and Development Technologies。執筆コミュニティ「WINGSプロジェクト」代表。主な著書に「独習シリーズ(Java・C#・Python・PHP・Ruby・JSP&サーブレットなど)」「速習シリーズ(ASP.NET Core・Vue.js・React・TypeScript・ECMAScript、Laravelなど)」「改訂3版JavaScript本格入門」「これからはじめるReact実践入門」「はじめてのAndroidアプリ開発 Kotlin編 」他、著書多数

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

WINGSプロジェクト 広瀬 嘉久(株式会社ジェイテックジャパン)(ヒロセ ヨシヒサ )

WINGSプロジェクトについて> 有限会社 WINGSプロジェクトが運営する、テクニカル執筆コミュニティ(代表 山田祥寛)。主にWeb開発分野の書籍/記事執筆、翻訳、講演等を幅広く手がける。2018年11月時点での登録メンバは55名で、現在も執筆メンバを募集中。興味のある方は、どしどし応募頂きたい。著書記事多数。 RSS Twitter: @yyamada(公式)、@yyamada/wings(メンバーリスト) Facebook

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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