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ここからは、Curlアプリケーション開発でのメトリクス機能の使用例について紹介します。Curlメトリクスを使用して、品質のよいCurlアプリケーションを作成しましょう!
使用例:コーディング規約準拠の確認
では、ソースコードがコーディング規約に準拠しているかCurlメトリクスを利用して確認してみましょう。例として、以下のコーディング規約を設定します。
- コード行数:1ファイルあたり600行以内
- クラス数:1ファイルあたり10クラス
- メソッド数:1クラスあたり10メソッド
- 関数内のコード行:1プロシージャおよびメソッドあたり50行
上記のコーディング規約をチェックするために、以下のメトリクスを選択しましょう。
-
トータルサイズメトリクス
- コード行
- クラス数
- メソッド
- 関数からのコード行
上記のコーディング規約に準拠していないソースコードをメトリクス計測し、Curlメトリクスビューのメトリクス計測結果を確認します。
次は、コーディング規約に準拠しているソースコードをメトリクス計測し、Curlメトリクスビューのメトリクス計測結果を確認してみましょう。下記のようにCurlメトリクスを設定すれば、開発中のソースコードがコーディング規約に準拠しているか確認できます。
Curlメトリクス設定の[オプション]にて、「個々の定義に対するメトリクスを表示」のチェックを外すと、クラス配下の要素の表示結果が省略されます。
同じく[オプション]からリンクされているCurlプログラムアナライザページのメトリクスオプションでは、ドキュメンテーションメトリクスおよびテストメトリクスの分析対象となるファイルの探索場所(正規表現)を設定できます。
まとめ
今回は、Curlメトリクスの基本的な使用法について紹介しました。Curlメトリクスは、他にもさまざまな角度からアプリケーションの分析および品質チェックが可能です。
Curlメトリクスを用いて、Curlアプリケーション開発の品質向上・効率アップにつながれば幸いです。