SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。

CurlデベロッパーセンターPick Up(AD)

使ってみようメトリクス!

統合開発環境「CDE」を使って、Curlアプリ開発品質を測定

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 メトリクスとは、ソースコードの規模や複雑さなどの特性を定量的に測定し、評価する方法・指標です。今回は、Curlの統合開発環境「CDE」のメトリクスの基本的な使い方を解説していきます。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

はじめに

 Curlの統合開発環境「CDE」のメトリクスでは、Curlソースコードを解析し、パッケージ、ファイル、クラスおよびCurl定義単位での規模、さまざまな比率、そして、複雑度・依存度・継承度といった代表的な指標の計測を実施します。以下、Curlメトリクスの大分類になります。

メトリクス(大分類) 説明
複雑度 コードの複雑度を測定。プロジェクトの複雑度の監視や簡素化の必要な可能性があるコードの特定に使用。
依存度 パッケージ間の依存関係の度合を測定。
ドキュメンテーション プロジェクト内のドキュメンテーションの量と割合を測定(指定サブディレクトリ内のdocstring、コメント、ファイルなどが含まれる)。
継承度 クラス継承の様々な状況を測定。プロジェクトの継承ツリーのサイズや複雑度を分析し、継承関係が過度に複雑に交錯したクラスを特定する。
トータルサイズ 測定されているコードのトータルサイズについての様々な指標を提供。生産性の測定や将来のプロジェクトに対する作業量の見積りなどに役立つ。
テスト 指定サブディレクトリ内のコードを測定することにより、テストに関連したコードの量や比率を算出。

 本稿では、まずCurlメトリクスの基本的な使い方を解説します。そして、Curlアプリケーション開発に役立つメトリクスの使用例について紹介します。

 今回使用する「統合開発環境 Curl CDE 8.0」は、以下からダウンロードが可能です。インストールに関しては、こちらを参照ください。

次のページ
早速使ってみよう!

この記事は参考になりましたか?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
CurlデベロッパーセンターPick Up連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

株式会社東海ソフトウェア(カブシキガイシャトウカイソフトウェア)

株式会社東海ソフトウェア(http://www.tokaisoftware.co.jp/)は、豊かな社会を実現するために、ICTサービスを通じて「誠心誠意」をお届けする企業です。社員一人一人がいち社会人として魅力ある人間を目指し、お客様・ビジネスパートナーと共に歩みながら心のこもったサービスをご提供いたしま...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
CodeZine(コードジン)
https://codezine.jp/article/detail/6145 2011/09/27 14:00

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング