ファイルメーカーは、データベースソフト「FileMaker」の最新版「FileMaker 12」シリーズを、10日より順次発売する。また、iPad版およびiPhone版の「FileMaker Go 12」は、5日からApp Storeにて無料提供を開始している。
FileMaker Pro 12は、40種類のレイアウトテーマや16種類のスターターソリューション、iPad/iPhone/PC向けのデザイン支援ツール、バブル/散布図/正負縦棒グラフ/積み重ね縦棒・横棒グラフの5種類を追加したクイックグラフ、ファイル管理機能の強化など、さまざまな新機能を搭載。また、これらのすべての機能に加え、高度な開発ツールやカスタマイズツールを備えた「FileMaker Pro 12 Advanced」も用意している。
対応OSは、Windows 7/Vista・XP(SP3)、Mac OS X 10.7/10.6。価格は、FileMaker Pro 12が38,000円(アップグレード版は22,800円)、FileMaker Pro 12 Advancedが58,000円(アップグレード版は34,800円)。
「FileMaker Server 12」と「FileMaker Server 12 Advanced」は、新たに64ビットに対応するとともに、WANネットワークのパフォーマンスを向上。また、大規模データベースのサポートが強化され、iOSデバイスでのWANパフォーマンスも向上している。
対応OSは、Windows 7、Windows Server 2008/2003、Mac OS X 10.7/10.6.8、Mac OS X Server 10.7/10.6.8。価格はFileMaker Server 12が128,000円(アップグレード版は76,800円)、FileMaker Server 12 Advancedは380,000円(アップグレード版は228,000円)。
iPad用の「FileMaker Go 12 for iPad」と、iPhone用の「FileMaker Go 12 for iPhone」は、FileMaker Pro 12で作成したデータベースにアクセスできる。iOS 4.3以降に対応し、価格は無料となっている。
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