エンタープライズ領域でのRuby利用を促進する組織「Rubyアソシエーション」は、Ruby処理系、ライブラリ及びフレームワーク等に関連した開発プロジェクトに対する、2014年度の助成事業の実施を8月5日に開始した。
以下のようなテーマの開発プロジェクトを募集し、助成金を交付する。応募は10月3日まで。
- Ruby処理系の改善(高速化、省メモリ化等)
- Ruby開発支援ツール(デバッガ、プロファイラ、静的コード解析ツール等)
- Web関連技術(HTTP・HTML等のWeb関連のライブラリやWebアプリケーションフレームワーク等)
- 業務システム向けツール(帳票出力やバッチ処理、他言語からの移行支援ツール等、業務システム開発で必要となるツール)
助成金の目的はRuby及び周辺環境の改善にあり、 特定目的のアプリケーションを開発するプロジェクトは対象外となっている。
助成額は、1つの応募プロジェクトにつき50万円(固定)。
選考基準は、Ruby及び周辺環境の生産性及び性能に対する効果、プロジェクトの独創性及び創造性、プロジェクトの実現可能性。最大3つのプロジェクトが採択される予定となっている。
【関連リンク】
・「2014年度 Rubyアソシエーション助成金公募開始」
・Rubyアソシエーション
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です